久々の更新報告ですね。半年ぶりかぁ。
というわけで、ようやくくっつきました。
これまでぼかして描いてた(つもりの)沙季の想い人のことや、季沙の片想いにも、これで一区切り付きました。
奇しくも話の中でも半年経っていますが、その間3人で出掛けたり(デートともいう)、それで誠くんは勘違いを重ね、ふたりの仲は進んでいるように見えつつもすれ違い、沙季は自分の気持ちに見切りを付けようと努力します。
その辺のことや今回ちらっと出てきた浅野家の家庭事情の説明を端折ってますが、追々やってくので、今のところはちょっと気になるなぁ程度で頭の片隅にでも置いておいて下さい。
さて、ところでこの告白シーンラストの「笑えてた?」「ボロボロだよ。」の流れは実は随分と前から考えていて、やっと日の目を見ることができました。よかったよかった。
初期の案では「何言ってんの。もうボロボロだよ。」だったんですが、姉としての優しさを最大限に活かすとああなるかなということでああなりました。
自画自賛というわけではないんですが、描いてて正直切なくなりました。沙季にも幸せになってほしんですが、さあ、どうなるでしょう。
そして冒頭でも記しましたが、沙季の好きな人は今までなんとな〜くぼかして描いていた、つもりです。分かる人には分かる、でもほんの少しでもミスリードできたらいいな、って感じで。練習がてら挑戦してみましたが難しいですね。
あと英語のサブタイトル、お気付きかも知れませんが、季沙視点の第1章「First Love」と語呂を合わせてます。
季沙の初恋と、そのとりあえずの決着。しかし坂本誠と浅野沙季の「偽りの恋心」――「False Love」……。
ここからはこの "B-side" の第2部です。果たして彼女たちは真の恋人となれるのか。そして沙季の恋の結末は。
乞うご期待。