2010年10月26日

まちがいさがし

※今回掲載されている写真には、ゲーム本編の映像とは違う箇所があります。さあ、どこでしょう。
 ヒント:違うのは1ヵ所。


〜第五話〜
・追跡、ヤグルマの森へ・


アロエ「ちぃっ。逃げ足の速い連中だね!」
博物館の外に出た時、既にプラズマ団の姿はなかった。あんな大きな化石を持ちながらなんて素早さ!
サナ「逃げ足と卑劣さは天下一品の奴らですね。」
アロエ「連中を知ってるのかい?」
サナ「えぇ。……これまでに何度か。」
???「やあ、アロエ姐さん。何かいい化石は見つかったかい?」
アロエ「アーティじゃないか。なんだい、また行き詰まったのかい。」
アーティ「……んうん?なんとなく、気分転換かな?」
思い出した。アーティといえば、この前、街の人がこの人のこと話してたな。芸術家なんだっけ。
サナ「ってアロエさん、今はそんなこと話している場合ではないのでは?」
アロエ「そうだよ!展示品を持っていかれちまって大変なんだよ!!」
ベル「サナ〜。」
サナ「ベル!」
緊張の場を和ませるいい子だね、アンタは。
ベル「なになに?みんな集まってどうしたの?」
チェレン「サナ、何か問題でも?」
サナ「なんだ。アンタも一緒だったの。」
ベル「さっきね、そこで会ったんだ。へへ……。」
まぁ。嬉しそうだこと。
でもひとまずそれはさておき、今の状況を二人に説明した。
ベル「なんて人たち!」
チェレン「またメンドーなことだね。」
アロエ「なんだい、友だちかい?」
サナ「はい。」
アロエ「それならちょうどいい。手分けするよ。あたしゃこっちを探す。」
アロエさんは街の東側を指さす。
アロエ「チェレンと、ベルと言ったね。ここに残って留守を頼むよ。」
ベル「はいっ!」
チェレン「分かりました。」
サナ「あの、私は?」
アロエ「サナはアーティと、ヤグルマの森を探しとくれ!アーティ、案内してやるんだよ。」
アーティ「了解。」
え、この人と?なんか、第一印象苦手な雰囲気なんだよね……。
アロエ「じゃ、頼んだよ!」
反論の隙もなく、アロエさんはあっという間に3番道路の方へ駆けていった。
アーティ「やれやれ。息抜きに来たつもりだったんだけど……。サナさんだっけ?じゃあ行こうか。ドロボウ退治とやらにさ。」
この人もこの人でとっとと行ってしまう。
サナ「あ、待ってくださいよ。」
ベル「あ、サナも待って!」
サナ「おぉう?」
アーティ「森の入り口で待っているよ。」
サナ「あ、スミマセン。」
チェレン「それじゃあ、僕も先に中に入ってる。」
ベル「あ、うん。」
サナ「それで、どうしたの?」
ベル「あぁ、そうなんだよ。マコモさんからね、預かってるものがあってそれを渡したかったんだ。」
サナ「マコモさんから!?」
ベル「はい、コレ。ダウジングマシ〜ン!」
サナ「おぉ!ダウジングマシン!!」
マコモさんからの贈り物!!
DSC00754_02.jpg
ベル「コレを使うとね、地面に埋まって見えない道具の場所が分かるんだよ。便利だよね〜。」
ん?
サナ「ひょっとして、ベルも持ってるの?」
ベル「うん!チェレンにもさっき渡したげたよ。」
うぅ……。マコモさん、あくまでもみんな平等なんですね。
いやっ、それであれもっ、マコモさんの愛はしっかりと受けとりました!
ベル「でもよかった!」
サナ「……?なにが?」
ベル「ううん。この前ね、女の子のポケモンを取り返してくれた時ね。ちょっと元気ないように見えたから。でも大丈夫だね。今のサナ、前よりももっと頼もしい。」
サナ「あはは。やっぱベルはすごいや。」
ベル「そ、そんなことないよぅ。サナのほうがすごいよ。」
ううん。ベルのそういうところ、私はいつも救われてるんだ。恥ずかしくて、言葉には出さないけど。
サナ「ありがとね。」
ベル「やだ、はずかしいよ……。それよりもホラ、早く行かないとアーティさんに置いてかれちゃうよ?」
サナ「そうだった!それじゃあ、こっちはお願いね。気をつけて。」
ベル「うん。サナも気をつけて。」
博物館を離れ、森へ向かう。入口ではアーティさんが待機しつつ森の中を確認していた。
サナ「お待たせしました。どうですか?中の様子は。」
アーティ「うん。ひょっとするとこちらが正解かもね。さっき姐さんから聞いた彼らの特徴の姿はまだ確認してないけど。」
サナ「ならどうして?」
アーティ「虫の知らせってやつだね。それじゃあ行こうか。」
アーティさんに続きヤグルマの森へ踏み込む。
キダチさんが言ってた。あのドラゴンポケモンの化石は、アロエさんが一番好きな化石だって。ポケモンにしろ、化石にしろ、ひとの大切なものを奪うなんて、私は許せない!



次回、ヤグルマの森のプラズマ団。


チェレンを博物館の中に追いやったシーンを書いた後に、写真をチェックしたらチェレンが映っていた。仕方ないのでチェレンだけ消した。後悔なんてする理由はない。
DSC00754_01.jpg


さて、本編について。
携帯電話で打ち込んでいて、大体5000文字前後になったら1話分として区切ってます。今回、本当は「ヤグルマの森編」を終わらせたかったんですが、森に入るまでで3700文字になったので、少なめですがそこで分けました。

ところで『ブラック』を殿堂入りまで進めて分かったのですが、マコモさんの出番は序盤のあそこだけで、後にも先にもあまり目立った登場はありませんでした。
こうなるとサナの方向性を模索し直す必要がでてきたので、その結果、サナはベルルートに向かわせます。ベルとチェレンは前回の設定と変わらず行きます。
なので今回のベルとの会話はその伏線と思って補完よろしくです。


では!

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