___クリックして開きます。
今回は9話から12話までをまとめたものなので、ほぼオミットなしでした。
冒頭、[10]からカウントダウンが始まり、[前編]のラスト、さやか魔女化のシーンがBGMそのままリプレイ。「Decretum」のRequiem ver. とでもいうべき壮大な悲愴曲がのっけから雰囲気を盛り上げ、オクタヴィアの結界が構成されます。
ここから中盤にかけてはほぼ本編通り。ラストの「コイツは私が引き受ける。」からの杏子が!杏子が、もうっ!
9話ラストのQBとほむらの会話のシーンはほむホームからキリスト教系の墓地(杏子の協会?)に場所が変えられ、そこにかかるBGMもとても悲しい旋律で、その余韻を残したまま物語は第10話へ。
この9話から10話への流れがすごくいい。冒頭のカウントダウンが、今度は数字がランダムに移動しながらカウントアップ。ほむらの時間移動を表現しているようで鳥肌が立ちました。
そこからまどか、さやか、仁美の登校風景が客観的に映され、ほむらの物語に切り替わったことを表現していました。
そして早乙女先生の「目玉焼きの味付けは、塩味ですか!醤油味ですか!はい中沢くん!!」から本編の自己紹介のシーンへ繋がります。第1話との対比がより強くなっていました。
10話については何も言うまい。劇場で観られて本当に良かった。4周目の、まどかの「夢の中」への持って行き方はなるほどと思いました。劇場版の[コネクト]もよかったです。まどほむ!
11話。ラストほむらの許に駆けつけたまどかが、ほむらの額をハンカチで拭うカットが挿入。まどかの優しさがより強調されるいいカットだと思いました。(BD12話のオーディオコメンタリーで悠木さんが「拭いてあげてよ」ってコメントしてたのも影響してるのかな?)
12話。ついに契約するまどか。決意の声は本編よりも大人な印象を受けました。
さて、ところで12話で[Saggita luminis](和訳:光の矢)という曲がマミさんとの会話シーンと「わたしの、最高の友達」のシーンで2度流れるのですが、今回諸事情により後者のBGMが新曲になっています。
宇宙再編の表現がとてもよかった。特に最後に地球の外輪からダイヤモンドリングのように光が差すのが、まどかの色になっていて。感慨深いものが。
そして物語はいよいよ終局へ。本編12話ではラストに「コネクト」が流れていますが、今回のはひと味違います。
CD:「ルミナス」のアニメ盤に収録されている、[コネクト ~Orchestra ver.]が、魔女文字のスタッフロール?と共に流れます。残念ながら魔女文字は即時に読める程憶えていないので何が書いてあるかさっぱりだったんですが、それにしてもやはり、第10話と第12話の[コネクト]は外せませんね。
更に、Cパートで黒翼のほむらが舞って本編は終わりますが、ここに[後編]のテーマ曲、[ひかりふる]が流れます。
曲のベースは先程示した[Saggita luminis]。オーボエ独奏が主旋律で歌詞が付き、文字通り希望の道しるべとなる楽曲でした。
そして!!
さっきから何度「そして」と書いているでしょう。興奮冷めぬうちにつらつらと書き連ねているので文章校正していません。読み苦しいのはご勘弁を。
さて。
そして!!
予告です。新作の予告です。うろ覚えですが、こんな感じです。
ほむら「魔法少女の呪いから魔女が生み出されるという連鎖の糸は、一人の少女の願いと引き換えに断ち切られた。その筈だった。」
マミ「追い掛けようなんて思わないことね。」
杏子「志筑仁美のナイトメアか?」
さやか「あんなヤツ彼氏にして、仁美も大変だよね。」
QB「まるで君が話した魔女の能力そのものじゃないか。」
空を翔ぶ女神の姿。それを見上げるQB
まどか「ほむらちゃん、お待たせ。今まで頑張ってくれてたんだね。」
ほむら「まどかっ。」
まどか「いこう。これからはずっと一緒だよ。」
次回
劇場版 魔法少女まどか☆マギカ
[新編] 叛逆の物語
2013年公開予定
上げてキター―――――――!!
そして場内には万雷の拍手が。いいよ、この空気。
虚淵さんによると、この「新作で物語は終わ」らないとのこと。先のことは我々も「一緒にドキドキしながら見守って」と。わくわくします。
ただ予告にさやかが!さやかが出てきたので、時期としては円環の理に導かれる前の話なのかも知れません。が!さやか救済ENDであってほしい。切に!
制服あんこも見逃せない!
来年が楽しみです。
翌0時18分追記:世の中には速記師というひとがいるんですよ。(オタコム)
フィルムはこれでした。
第4話の、「諦めろって言われたのさっ!」のカット。
……。
さやかは?さやかはどうした!?
まさかQB以上のジョーカーがくるという発想はなかった。
【関連する記事】